「え? 西村君、なんで…」 「いや、安田たちがお前に謝るって聞いたから面白そうだから着いてきたらこうなった。」 西村君、私を庇って水をかけられたんだ。西村君、このままじゃ風邪引いちゃうよ! 「西村君、風邪引いちゃうよ! とりあえず保健室行こ?」 「んー。わかった。」 西村君はそう言ってから安田さんたちを思いっきり睨んで 「お前ら、もうこいつに近づくな。」 と言った。 安田さんたちは顔を青ざめてたり、俯いていたり。 そんな安田さんたちをおいて西村君は私の手を引いて保健室へ向かった。