微笑み返し、レイを見た その時だった 「ちょっと待てよ、レイ」 一時感じたほんの安心感は、一人の言葉によって遮られた 再び早鐘を打つ心臓 「なんだ?」 レイが問う 「別に俺達にも異存はない。でも希里斗は?せめて希里斗には聞く義務があるだろう」 無言のまま皆が同意し、希里斗を見た また再び、つかの間の静寂が流れる 皆が希里斗の言葉を待った 他に思いを逃がそうにも、外の世界を連想させるあらゆるものが、この地下室では遮られたまま