この時改めて知った
生も死も、愛も、保証や確証なんてどこにもないのだということを
絶対に変えられない運命が、この世にはあるのだということを
強さが欲しいと思った
強さが欲しいと強く願った
せめて、希里斗を支えてあげられるだけの強さが
弱さと哀しみは、必ずどこかイコールで結ばれている
悲しいから泣く
必ずしもそれだけではない
弱いから泣くんだ
それが正しいのかなんて今でもわからない
でもこの時私は、ただ強さが欲しかった
受け入れる強さ、割りきれる強さ、希里斗の支えになれるだけの強さが
冷たい静寂を破る私の啜り泣く声だけは、いつまでもやまずに響いていた

