さくらちゃんの事を思い出していたら
部屋のドアがあいて、
予想通りの二人が入ってきた。



「要ー。さくらちゃんー。」

「おー。……誰その人?」



要は耳に髪の毛をかけるという
私が良く知ってる癖をすると、
定位置の机の前に座った。

中学の頃の要はとても懐かしくて
心のどこかが虚しく感じた



「未来の私!」

「……なにゆうてんねん…」

「ほんとだよ」



さくらちゃんは
もう気づいてるように感じた