チョコレートを食べてから
知らない内に気を失ってしまっていた。
お風呂に入ってないことを思い出した私は急いで起き上がった
「…えっ」
「貴方……誰?」
目の前には、
中学の頃の私によく似た女の子
周りを見渡せば、
かつての自分の部屋
部屋に飾ってあるカレンダーを見れば
三年前の日付
「どういうこと!?」
私は何が起こってるか分からなくなり、
パニックで頭が回らなくなっていた
「貴方誰?ここ私の部屋なんだけど」
「神山…雅…だけど……」
「…え、同じ名前だ」
確かに私も目の前の子と同じセーラー服だったし、
確かに私もこの部屋に住んでいたし
確かに私も、こんな顔だった
「…三年前の…わたし……!?」
