夜。


家に帰ると玄関で待ち伏せていたのはー…


仁王立ちした弟でした。


「た、太陽どうしたの?」

「どうしたの?じゃねぇよ」


ありゃ、かなりご立腹の様子。


とりあえず部屋に行って制服を着替えないと。


靴を脱いで、太陽の横をすり抜けようとすると…


「待てよ」


がしっと腕を掴まれた。