その帰り道…




今日は湊の友達の都合が悪いタメ珍しく二人で仲良く並んで帰ることにした




「なんか、珍しいな…オレと雪乃がこうして二人で帰るの」




私の顔を見て微笑む湊




この時の私は、心臓がバクハグして顔もヤバいくらい赤く染まっていた




…ヤバいわ




「…オイ!雪乃大丈夫か…顔赤いぞ?」




お前のせいだし




「…だっ大丈夫だし!私は湊にだけは心配させたくないの!」




「…ったく、ひでーなぁ雪乃は…せっかく人が心配してやってんのによ…」




「…私は、湊に心配されなくても大丈夫」




「…でもな、これからツラい事あったらオレに言え! 守ってやるからよ」




ドキン





「…すっ…好きにれば?」