「雪乃!ゲームしにきたぜ!」

「…湊…」

夜、私の部屋に入って来るのは私の心のもやもやの元凶である湊だった

あの後

私は放課後の最終下校時刻ギリギリまで学校にいた

愛花は塾があるからといって先に帰ったけど

心に燃え広がる嫉妬心と湊を取られたくない…そんな感情

…だから、今は正直湊の顔は見たくなかった
泣きそうになって、自分がなにするか分かんないからだ…