「あー、疲れた~!」



「そうだ!ジュース買ってあげるよっ!」



「ほんとーー!?」



「麗佳」



私が自販機にジュースを買いに行こうとしたら、琉生に止められた。



「いい。お前が払う必要はない。浩太も蓮も飲みたいなら自分で買え。」



「えっ、いいよ~」



「いいって言ってるんだ。」



琉生はいつも私の目を見て話してくれる。
だけどそれが逆に威圧感に変わるんだよね


「琉生兄、そんなキツい言い方したら麗佳に避けられちゃうよ?麗佳ちゃん、今日はいいよ?今日お母さんにお金貰ったんだ~」



「そっか、じゃあ、また今度っ」



「ありがとっ」




そしてまた歩き出したとき…



「麗佳、キツい言い方して悪かったな。」




「え?…ううんっ。」



琉生はクールで冷たいところもあるけど、ちゃんと優しいところもある。三人の中で一番しっかりしてて…



そんな琉生を私は尊敬してる!