キーンコーンカーンコーン


一時間目終了のチャイムが鳴った。


静かな保健室にチャイムが鳴り響く。


バーーーン!!


「麗佳ちゃんっっ!」


私の寝ているベットのカーテンがファサッと開いた。


「大丈夫?倒れたって聞いたからっ」


「うん、もう調子はだいぶ、良くなったよ」


「そっかぁ、良かったぁ~。」


「ありがと、浩太。走って来てくれたんだね。」


私は浩太の頭を撫でた。
ニコッって笑って、子どもみたいでカワイイ。


「私、浩太と蓮が幼馴染みで、ほんっとに幸せだよっ!」


「俺も。」


「俺も~!」


ガラガラガラっ