ドサッ


「れっ、麗佳ぁっ!大丈夫か!」


麗佳が倒れたっ。
反応がない。
ヤバい、どうしよ、
保健室に連れてくか!


俺は麗佳を抱っこして保健室へ向かった。


軽い。


ガラガラッ


「せんせっ、麗佳が、倒れたんだ!!」


「お、どうしたどうした?」


麗佳を保健室のベットへ下ろした。
大丈夫かなぁ…


「軽い貧血かな。心配は無いよ。」



「そっか…良かった…」


「で、君はどうする?」


「起きるまで、ここにいてもいいですか?」


「良いけど、僕は用事があるんで、ここを出るよ?」


「はい、分かりました。」


「じゃ、よろしく頼むな」


先生は保健室を出て行った。