ようやく運んだが、良くんの腕が、私に絡まったままで、離れないことに気がついた。
「天楽くーん!助けてー!!」
助けを呼ぶと、天楽くんはすぐに来てくれたが、助けようとはしてくれない。
それどころか…
「良、今のままで落ち着いてるみたいだから、そのままいてやって。」
ときた。私の表情が面白かったのか、天楽くんは笑いながら、
「もう、夜も遅いし、寝なよ。おやすみ。」
と言って、自分の部屋に帰ってしまった。
「天楽くーん!助けてー!!」
助けを呼ぶと、天楽くんはすぐに来てくれたが、助けようとはしてくれない。
それどころか…
「良、今のままで落ち着いてるみたいだから、そのままいてやって。」
ときた。私の表情が面白かったのか、天楽くんは笑いながら、
「もう、夜も遅いし、寝なよ。おやすみ。」
と言って、自分の部屋に帰ってしまった。

