ん?何か気持ちいい……って、誰か呼んでる!?

「ん?」

目を開けると、そこには良くんの顔。私の額には、冷えピタが貼ってあった。

「あ、起きた。じゃ、熱計って。」

体温計を受け取り、熱を計る。

ピピピッ

「38度5分。」

「熱あんじゃん。ちょっと寝てなよ。」
すると、天楽くんが帰ってきた。

「芽衣ちゃん、大丈夫ー?」

「あ、杏ちゃん!?」

まさかの杏ちゃんの登場に目が点になった。

「来たいっていうから、連れてきた。」

「おい、天楽!俺の部屋を物色するな!!」

良くんが帰ってきて、天楽くんとケンカをはじめる。

その間私は杏ちゃんと話していた。