下宿先に着いて、私は良くんを上条先生は荷物を持って、部屋まで上がった。

いま気がついた。部屋となりじゃん。

「じゃあ、お大事に。芽衣さん、よろしくね。」

そう言って、上条先生は颯爽と帰っていった。

「うーん」

大分弱っている良くん。
とりあえず、風邪の時の応急処置を済ませ、荷物を置きに部屋に戻った。そしてすぐさま、良くんの部屋に戻る。