ふと菜由の顔を見ると赤い。

「んっ?熱でもあるのか?」

「ない…」

ない…ね?
本当ならいいけど…。
とりあえず、おばさんに言って様子でも見といてもらったほうがいいかな。
無理してぶっ倒れたことあるし。
それに明日は…。

「ならいいけど、じゃあまた明日な!!」

「うん。また明日ね」