しかもクソ悪魔は、何を手伝ってくれるわけでもなくテーブルに座ってこっちを眺めてるだけ。

何しにきたんだよこいつ。



「春子、コーヒーいれて」


邪魔しにしたのか、こいつ。

心の中で悪魔討伐の呪文を唱えながらコーヒーをおとす。

「優しー春子ちゃん」
「黙れロリコン」

別に、お客さんも居ないし暇だからやるだけだから。
コーヒー代、いつもより多くもらってお小遣いにする為だから!

優しさとかじゃないから!



カップにコーヒーを注ぎながら、手元の小さいビンに視線が移る。

あ。そうだ。



いい事思いついた。

窓の外を見て黄昏るイケメンを見て、ガッツポーズをする。

我ながらいい閃きじゃん。