ハレのちアメ



「じゃあ、あたしの代わりの席はどこ?」

「ん。」

一言をいいながらあごて指した先は廊下側の一番前。極端に対角線上にある。

めんどくさいから、荷物をまとめて、新しく言われた席についた。

周りからはたくさんのヒソヒソ声が聞こえた。

「リクにむかってなにあの態度。」「あの女何様のつもり?」

わけがわかんない。リク?何様って、こっちの台詞ですけど。って感じ。