「は?」 目の前にいた男は、ゆるーくパーマがかった髪、切れ長の目、顔は小さく、足が長くて、背が高かった。 いわゆる一般的にいうとイケメンってやつ? 「だから、そこ俺の席。」 目の前の男は、当たり前のような顔をして、ワケわからないことをいってきた。 「は?ここはあたしの席だけど?」 「俺が、ここがいいって言ってんの。どけよ。」 目の前の俺様はなにをいっているのかわかんない。