大雅「詩音…」

龍「クスッ…ハハハハ」

急に龍が笑い出した。

「な、に、笑ってんの?」

龍「おい詩音。はっきり言えばよかったじゃねぇーか。お前は最初っから俺のことなんて好きじゃなかったんだろ?それで、別れを出した理由は新しい彼氏ができたからか。ああ?」

「なに…言ってんの?」

龍「だってそうだろ!さっきこいつに抱きしめられても拒まなかっただろ!」

「だってそれは…」

だって、大雅と私は姉弟だもの…
嫌がる方がおかしいよ…

龍「まあ、俺がお前を心配してる間二人でイチャイチャしてたんだな!」

心配?なんで、彼女じゃない人の心配なんでするの?これ以上私を苦しめないで…