龍「は?なに言っ ガラーッ」

龍が何かを言いかけたときに教室のドアが開いた。

大雅「詩音!大丈夫か?」

ギュッ

大雅が入ってきて私を抱きしめた。

てか、なんで呼び捨てなんだろうか…

龍「おい。てめぇなに詩音を抱きしめてんだ!おい!」

ブチッ

大雅「んだとこら!今まで散々こいつの事傷つけて、泣かしておいて今頃彼氏ズラなんかしてんじゃねぇよ!これ以上こいつを傷つけたり、泣かすようなことしてみろ…今度は容赦なく殺すぞ」

大雅がキレるところなんて初めて見た。だけど私のためにキレてくれたんだね…ありがとう。

「もういいよ…大雅。もう、別れたから。もう、なにも望まないよ。」