大雅「ああ…本当だったら二十歳までは生きられた。だけど姉ちゃんは精神的にもう限界だったらしい。」
そういうと詩音の弟はこっちを向いて
大雅「おい…もし、姉ちゃんが死んだらお前のせいだぞ?もし、お前が浮気なんてしないで姉ちゃんを守っていればもっと長く姉ちゃんは生きられるんだぞ!!」
クッ…そのぐらい俺だってわかってる。
俺が浮気なんかしなければ詩音はこれからも笑っていられたのかもしれないのに…
ごめんな…ごめんな…
桃香「何言ってんの!!まだ詩音は死んでなんかないんだよ!私たちが諦めてどうするの!?」
…そうだ。まだ詩音は死んでないんだ。


