だけど、俺はもっとひどいことをした。 まさか、詩音が居るとは…聞いているとは知らないで、他の女を抱いてしまった。 詩音には悪いと思った。だけど…こんな時でも、詩音に妬いてほしくて、やめられなかった。 あの後、女と帰っているときに 「あ、保健室に忘れ物した…」 「ええ~、龍って忘れっぽいねぇ~(笑)」 「んなことねぇよ。まあ、そういうことだから先に帰ってろ」 「んもう!わかったわよ!」 それで、俺は学校に戻った。 保健室に入ったとき目を疑った。 だって…