桃香「吸入器は?どこにあるの?」

「ハァハァゴホッ、ポケッ…ト」

桃香はポケットから吸入器を出して、私に吸入してくれた。

「スゥースゥー、ケホケホ。スゥー桃香、ありが、とケホッ」

桃香「いいよいいよ!大丈夫?」

「だい…じょうぶ…」

桃香「もうちょっと待っててね。もうすぐ大雅が来るから。」

ああ…大雅が来てくれるんだ…

そこで意識が途切れた。