ピピピピピピピッピッ
「ふあぁぁ〜」

この数日間、普通に学校生活を送っているが…ただ違うことは…

「なんで一緒に登校するの!?」

大雅「いいじゃん。てか、姉ちゃん忘れ物してない?」

「してな…あ!薬と吸入器忘れた!どーしよう…」

治療はしてないけど命を繋ぐために薬は飲んでる

大雅「そんなことだろーと思った。ほら、薬と吸入器。」

と、大雅がポケットから出した。

「なんだ〜、持ってきてくれたんだ…それなら言ってよ!マジ死ぬかと思った…」

大雅「アハハッそれ言い過ぎ!」

言い過ぎなもんか…これがないと情緒不安定になってしまう。そのことは大雅や桃は知らない

「クスッ、そーだね!」

そして学校に着くと…

「じゃ、先に行くね」

先に行かないと発作が出てしまう

大雅「ああ!また帰りに迎えに行くから。」

「?わかった!」

前までは登校も下校も一人、もしくは桃と一緒だった。なのにどーして?