賢くて更に事情を知っている、咲夜に協力を求めよう。
きっと咲夜なら、良いアイデアを出してくれる。
最終的に、そういう結論になった。
早速今日、咲夜に話さないと……
間に合わないね。
電話をするか?
メールで呼び出すか?
後者の方がばれないよね。
隠す必要はないし、ここまでコソコソ会う必要も、本当はない。
私が直前まで秘密にしたい。
それだけのことなんだ。
そんなことに咲夜を呼び出し、咲夜の時間を奪うのはどうかと思うが、私にとってそれは、「そんなこと」ではなかった。
メール作成画面を開き、文字を打つ。
『ごめんね、咲夜。
今日の夜、会えるかな?
詳しいことが決まったのと、相談したいことがあるんだ。
返信願いますm(__)m
加菜より』
「……大丈夫……かな。……変なとこないよね」
読み返した後、私は送信ボタンを押した。


