よし、受けよう! そう思うと必ず「でも……」と思ってしまう。 一人で考えていると、きりがなかった。 「でも」の、無限ループ。 悩み続けて一週間。 うちのクラスがする「おばけ喫茶」の準備は着々と進んでいた。 時間はどんどん進んで行くのに、私の気持ちの時間はずっと止まっていた。 正直なところ、咲夜には話したくなかった。 でも、私は、「背中を押してもらうために」咲夜に話すことにした。 咲夜ならきっと、受けろと言ってくれるから。 つらいけど…… これが私の出した仮の答え。