「ちょっと、春!!なにやってんの?!

あ、……響也がトップだー!
1組、響也がトップを走っているー!!」


会場では笑いが起こっている。

みんな、大爆笑だ。





「春ー!!巻き返せー!!

春が追いつこうと走る、走る!!


……無駄だー!!

響也速い、響也が速いー!」




響也はとても走るのが速かった。


悪いが、……意外だった。




「春が2組と3組を抜き返したー!


……おっと、ここで1組はアンカーだー!!
響也が咲夜にバトンを渡すーッ!!
スムーズだぁ!!

……と……よ、う、や、く!!

4組がアンカーだ!!



春が……春が足を引っ張り1位との距離が開いてしまったがどうなるのかー?!」