「やっぱり仕事、……溜まってる?」


「そうだな……大きいのがひとつあった気がする」





咲夜が考えるような仕草をしながら答えてくれた。




「おっきな仕事って?時間かかる?」



「時間は少しかかるけど、別に問題はねーよ」



「……そっかぁ。じゃ、仕上げちゃうからそれ貸して?」





渡されたのはプリント1枚。




「……え?」




そのプリントにはこう書いてあった。




『お帰り!副生徒会長 山中加菜さん歓迎パーティーについて』





主催は、生徒会と3年B組だった。