その様子を見ていた3人は笑いをこらえていた。 私を見て。 「チームメイトだろ?信じてやれよ」 そう言いながら笑っている咲夜。 絶対気づいててわざと言ったな。 「……私は春のこと信じてるもん!」 「加菜ちゃん?!何、その間!?」 「……え、あははー」 やっぱ、このメンバーはいいなぁ……! 学校が待ちどうしくなった1日だった。 もし咲夜と別れてて、生徒会も辞めていたら、今、みんなは来てくれてなかったかもしれない。 そう思うとこの時間が何よりも大切な気がした。