いつか、また会える日まで。

加菜の病室に向かいながら、咲夜くんに連絡した。


加菜の電話を使って。




そこには他のメンバーもいたみたい。




みんな、すぐに来てくれるそうだ。





病室に来てみると、加菜は落ち着いて眠っていた。


息も安定している。




この調子だと、明日には目覚めるだろう。




ごめんね、加菜。




気付いてあげられなくてごめんね。





代わってあげられなくて、ごめんね。




頑張れ。




大切な友達のために、頑張れ。



自分のために、頑張れ。