いつか、また会える日まで。

えーっと、


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226号室 2年B組 山中 加菜


薬を取りに行くため帰宅します。

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「書けました」


私は紙とペンを返す。



「よし、行っていいぞ」




するとそこに


「ごめんください。山中加菜の母ですが……」


私の母がやってきた。


なんという絶妙なタイミング!!


「今、ちょうど許可おりたところだよ!」



「そう?よかった。じゃあ行きましょうか」