「悪りぃ悪りぃ……遊びに行かね?明日」 「え?…それって……」 「……デートだよ!」 そう言って、咲夜はすぐにそっぽを向いてしまった。 「え、もしかして……照れてる?」 「照れてねーよ!」 咲夜はそういうけど、耳まで真っ赤だった。 それを可愛いって言ったら怒るから言わないけど。 私は咲夜を見ればちょっと可笑しくなるらしい。 照れてる咲夜を後ろから抱きしめてしまった。 「ありがとう、咲夜。…明日、楽しみにしてる。」