いつか、また会える日まで。


そしたら、こんなに辛い思いしなくてすんだかもしれないのに。


そしたら、もっと沢山思い出が出来たかもしれないのに。




今、退屈だった毎日をとても楽しく過ごせている。


だけど、そのせいで「死」が怖い。



皆の笑顔を、幸せを、私が奪ってしまうかもしれない。


それが、とても怖かった。


私がいなくなったら、皆は私のことを忘れてしまうだろう。


それが嫌だった。


辛かった。


忘れないで欲しい。

いつしかそう思うようになっていた。