「やっぱ、戻った方がいいよなー。」 当然みたいな顔して言うもんだから、とても焦った。 「いやっ、じっとしてる方がいいと思うっっ!」 「そういうもんか?でもなぁ、あいつら心配すんだろ。」 「電話すればいーじゃん」 「充電切れ」 「私の使っ………忘れてきた汗」 最悪、最悪最悪最悪ぅう! 「そんなに歩いてないし、皆すぐに来るよ!」