藍が朝席に座ると

『キモッ』

隣りの健のお決まりの言葉を藍に浴びせる。

藍はひたすら黙るしかなかった。

バンッ

藍の机が動く

『うわあ!キモちわりぃからやめろよ』

健の取り巻きの数人の男子共が健とあたしの机をくっつけたり離したり。

黙って机をなおす。
藍はひたすら下を向いて
耐えるしかなかった