そして、ついに、あまりにも残酷な言葉が医師から告げられた。



「今日、明日。危険な状態です。」



その言葉に、あおいの両親、あかりは、崩れ落ちるように泣き、すがった。



「先生、助けてください。お願いします。」



「お願いします。」




何度も、何度も。




俺は、なぜか、涙は出なかった。



こんな時なのに、落ち着いていた。