「葵、ありがとう。」




そして、あおいは、お揃いのブレスレットを、1つ、あかりに渡した。





それを受け取ったあかりも、あおいと一緒に、泣いた。





帰り際、あおいと2人になった時、あおいは、俺に優しくキスをした。





「ありがとう。あかりも、大切にしてくれて。そんな優しい葵が、世界で1番大好き。」





その言葉だけで、俺は一生頑張れるとか、思った。




あおいの誕生日も終わって、外は、焼け付くような夏から、風の涼しい秋に変わりつつあった。