12月、またこの季節がやってきた。



冬の匂いがする。
痛いほど澄んだ空気、浮かれだす街の空気に、君を思い出す。




俺は、きっと10年後も、いや、俺がまた、君に会うときまで、毎年、君を思い出すだろう。




大丈夫だよ。




俺は、君との約束を決して忘れないから。




君にまた、会えるときまて。






いつまでも。