それから数日後…

鈴ちゃんが言ってた通りというか…
なんというか…。


「奏多君！ここ、教えて〜！」

「奏多君〜。今日、遊ぼうよ〜」

「うん。ちょっと待ってね？」


もう、佐倉君は人気すぎて…
私は隣に座ってると追い出されます…。


「はぁ。あいつ、凄い人気ね…」

「うん。まあ、カッコイイからしょうがないよ！勉強もできるし…」

「もしかして…佐倉奏多の事…好き？」

「好きだよ！友達だもん！」

「あんた…まあ、いいや」


みんな、好きだよ？
鈴ちゃんはなに言ってるんだろ…？