仕事を終えて家に帰る。

わかってた。

自分のことではないだろうって

でも、期待もしてた。

もしかして、俺のこと好きなんじゃないかって


そしたら俺が、幸せにできるのにって。

あぁ、いつからだろう。

こんなに諦めが悪くなったのは。

奪ってやりたい。

別れてほしい。

そんなことさえ思ってしまった。

きっと、そんな男より俺の方がー…って。