片思いをし続けて一年が経とうとした頃、
彼女に変化が現れた。
無償に幸せそうな顔をする。
気になる。
もしかして…と期待してしまう自分がいるから。
意を決して問う
「なにかいいことありました?」
「あ、わかります?」
「幸せそうな顔してますよ?」
「ふふっ、あのね、実は…」
彼女の言葉に驚いた。
彼女のあの幸せそうな顔に嫉妬した。
今すぐ、奪ってやりたいとさえ、思ってしまった。
「私、結婚するの」
そのひとことが、俺の胸に突き刺さった。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…