2年生の後半になると、ずっとめんどくさくてトコヤに行かなかったから肩近くまで髪が伸びた。


そーすると周りからはあたしのことを女の子のように見えたらしい。


そーすると、一回だけ隣のクラスのよく知らなかった男子にコクられた。



あたしは恋とか付き合うとかよくわからなくて断った。

てか、そんなん興味もなかった。



けど、その告白されたことをポロリと優に言ったら優は

あたしの腕を強引に引っ張り険しい顔で

〃そいつのものになんな。海果は俺だけのもんだから〃

そうあたしに言って去った。

は?って思ったしこいつ何言ってんの?って思ったけど。




そのとき確かに、優に対してなにかが心に芽生えた。