二時間後

マッサージの激痛に耐え

オイルのくすぐったさに疲れはてながらも

終わってみればぷるぷるツルツルの美肌になっていた

「こうくんありがとう!!」

「いいってことよ♪」

「じゃあ皆様また明日!!」

帰ろうとした私を二つの腕が引き留める

「へ?」

「何を満足してるの?これから私の家に行くのよ」

ゆずゆさんの笑顔が逃がさないと言っていると直感した

ついた所は高そうな服やコスメを売っている

お洒落女子なら憧れの皆だと雑誌で見た

「え?ゆずゆさんの家なの!!」

「まぁね」

「すごいね!!ゆずゆさん綺麗だし自慢の友達だよ」

「ありがとう♪じゃ行くわよ」

そこからゆずゆさんが化粧品一式と服をプレゼントしてくれた

「私の好みだけどいいわよね」

「うん!!」

【というか私にここまでしてくれるなんて何でなんだろ】

「あの!!ゆずゆなんで私にそこまでしてくれるの?」

ゆずゆは真顔で面白いからと一言

「さて最後はモトん家な」

こうくんが笑顔で私の腕をつかむ

【まだ帰れないんですね。はい。もう帰ろうなんてしませんよ】