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誰も話しかけてこない

ラインがくる

真理さん達とのグループだった

いい子ちゃんぶっててイライラする

てか地味すぎ

ウチらには合わないよね

てか柚夏や優歌よりもお前のがウザい

地味なくせして意見すんなよってな

【私の…ことだよね】

それからずっと飽きるまで罵声をラインで浴びた

優歌には言えない

心配かけたくないから

朝になってもそれは続いた

一週間くらいたった

てかさ優歌今から呼び出さない?

【え?】

いいね

優歌ぼこぼこ!!

じゃあ今から学校裏の倉庫に集合!!

【優歌が!!】

私はすぐに倉庫に向かった

そんな私をゆずゆが見ている事には気づかなかった

「はぁはぁ優歌!?」

「本当にきたよ」

「ウケる!!バカなの?」

「え?」

周りには真理さん達

「ぼこぼこにされんのはあんた」

そこからは罵声と笑い声と痛みが襲った

薄れていく視界

その中でただ悲しくて悔しくて泣けてきた

そして私は意識を失った

目が覚めるとゆずゆがいた

「ゆずゆ…さん?」

「ゆずゆでいいから」

「うん」

「もう大丈夫」

「あんたは今日から私達が守るし」

「え?」

周りにはゆずゆ以外にもこうくんやハデなイケメンがいた

そのなかには最初にあったモトくんもいた

【守られるんじゃダメなんだよ私自身で真理さん達を見返したいの】

モトくんを見ているとそう思えた