学校にも慣れて私は最初に声をかけられた

真理さん達と過ごしていた

もちろん優歌とも仲良しだけど学校では優歌は男子といるからね

その日は真理さん達皆なんとなく不機嫌だった

トイレでのこと

「ムカつく!!」

「だよね!!アイツ調子のりすぎ」

真理さん達が悪口を言い出した

【誰のこと?】

「ちょっとナナ!!あんたも柚夏ムカつくでしょ?」

「へ?」

「アイツ私らシカトしたのよ?それに光樹くんにベタベタしてさ」

「……」

「なんとか言いなさいよ!!」

「私は柚夏さんの事嫌いじゃない…かな」

「は?」

皆がこちらを見る

【真顔こわすぎ!!】

泣きそうになる私に真理さんが近づく

「あんたも調子のりすぎだから地味子」

「へ?」

「あっ優歌だったけ?アイツもウザいよね♪」

「なっ!!」

「ね?ナナもウザいと思うよね?」

【恐い。でも優歌は友達だから】

「優歌はいい子だよ!!可愛くて優しい子だよ!!」

「ふーん」

真理さん私の前に立つ

「あんた後悔するよ?」

泣かないように必死だった

「もう友達じゃないから」

真理さん達がいなくなると緊張の糸が切れて座り込んだ

するとトイレが開く

「え?柚夏さん?」

「ゆずゆでいいよ」

「え?」

それだけ言うとすぐにトイレを出ていった