もう一度逢いたい

無言のモトくん


「なんだよ?アイツが好きなのか?」


「え?」


ヤキモチを妬いてくれてる


嬉しくてほほが緩んでく



「そんな!!好きじゃない」


「だけど俺を避けてた」


「それは」


「避けんなよ。お前がいなくなるとかお前が無理なんだ」


「モトくん…」


彼の言葉は甘い毒で私の決意を解かして


彼しか見えなくさせる。