モトくんをさりげなく避ける日々が始まりました。

【体だけの関係なら他にいるじゃない】

モトくんを避ければいずれ終わるだろうと思ってたんです

そんなある日

「ナナ!!はやく行かないと遅刻だよ♪」

「あっごめんぼーとしてた」

「最近ナナおかしいよ?」

「大丈夫♪なんかごめんね」

優歌とのいつもの会話中だった

「ナナ?」

「へ?」

声のした方には見覚えのある人

「奏太?」

「久しぶり!!って隣はゆうな?だったけ?」

「違う!!私は優歌!!」

「あー悪い!!てか遅刻するから行くわ」

優歌はブツブツ文句を私に言ってくる

【喋るのも会うのも久しぶりだったな】

奏太は私の幼馴染み

私の事をブスだキモいだ言ってた子