モトくんと目が合う

「あっ!!」

話しかけようとすると目をそらされて

こうくん達と喋りだした

【考えすぎだよね。避けられてる訳じゃないよ…】

カラオケも終わると外は真っ暗だった

「俺ゆずゆ送るからモトはナナちゃんな♪」

こうくんの言葉に私は首をふる

「いいよ!!モトくんに悪いし」

「ナナ!!こんな暗いのに1人で帰る方が迷惑なの」

「ゆずゆ…」

こうくんとゆずゆと別れて二人きりになる

「……」

「……」

【沈黙が重いよ・゜・(つД`)・゜・】

「あっ!!あのさ星綺麗だね」

「ん?あーだな」

星を見上げて微笑むモトくんはスゴくかっこよかった

気づくともう家で

「ありがとう!!また明日」

「おぅ♪じゃあな」

モトくんが小さくなる

苦しくて泣けてきて

何も考えずに動いてた。

「モトくん!!」

背中に抱きついた

「私モトくんが好き。諦めきれなかった。お願い避けないで私恋人じゃなくてもいいから」

真っ暗な夜

モトくんは私の方を見て優しく抱きしめてくれて…

それから好きだってささやいてくれました。