もう一度逢いたい

優歌に朝の事を謝りにB組へ行くと

優歌のハーレムができている

皆目がハート

【メロンパンナちゃんもびっくりだろうな】

と思いながら見ているとモトくんと目が合う

「俺に会いに来たの?」

「うん!!って違うの優歌に用があって」

「ふーん…野崎さんナナが呼んでる」

優歌はモトくんに笑顔を向ける

「モトくん優歌って呼んで?」

モトくんは無表情で

「野崎さん下の名前で呼ぶほど仲良くないし、俺のことも島口って名字で呼んで」

優歌はぷくっとほっぺを膨らまして私を見た

「えっと…」

【嘘わかんないの?】

慌てる私を見て優歌はニッコリ

「謝りにくるの遅いぞ!!」

「ごめんね!!でも私の事わかんないのかなって焦っちゃったじゃん!!」

「朝待たせた仕返し」

「もー!!」

「でもナナ今の方が可愛いよ!!」

ありがとう!!と言おうとした時だった

「ナナ!!皆でご飯食べよ」

「ゆずゆだ!!あっ優歌じゃあまた後でね」

「優歌以外の子を呼び捨て?」

優歌のつぶやきに私は気づかなかった