「で? 棗ちゃんは 要するに惚れたんだ。夏輝に」
「そういうことです、ね」
可愛いと思ってた 女の人
玲実さんと
金髪の 短い髪の男の人
蒼さんと 三人で
海の家の前の 浜辺で話す。
「夏輝かっこいいもんなー」
「そうなんですよ!!
かっこいいんですよ!!」
「あははっ、棗ちゃん 積極的〜♩」
おふたりとも、20歳と 夏輝先輩と
同い年で、お兄さんお姉さんって感じ。
「だって、本当のことですよっ」
「まぁ、夏輝、不器用だし
無口だし、変にクールだし、
大変だと思うけどがんばって?」
玲実さんが ニコッと素敵な笑顔で
あたしを見た。
… ま、まぶしい。
「ありがとうございます!」
「そんじゃ、帰ろっか」
明日からも めげずに頑張るもん。
